花園大会出場を決める深谷高校vs昌平高校の決勝戦を観戦

本日は消防点検終了後県営熊谷ラグビー場へ向かい、高校ラグビーの全国大会である花園大会出場を決める深谷高校vs昌平高校の決勝戦を埼玉県ラグビーフットボール協会副会長として観戦しました。
本日の決勝戦は昨年と同じカードである。本年も昨年同様それぞれのチームは予選を勝ち上がるごとに力をつけ好試合が予想されていました。そして、その予想通り素晴らしい試合となりました。
昌平高校が先制トライを決めると深谷高校も負けずに同点トライ、正にシーソーゲームとなって展開をして行きました。

そして、ドラマは起こりました。
昌平高校24対深谷高校21で迎えたロスタイム、残りワンプレーとなったところから深谷高校の猛攻が始まりました。ラック&モールでかつての明治大学を彷彿させるフォワードを主体とした手に汗握る力比べのラグビー、勿論受けて立つ昌平高校のディフェンスも素晴らしいの一言。一つのミスも許さない状況で双方が押して押して押しまくって、最後に深谷高校が逆転のトライでした。改めて映像装置に目を向けると後半の経過時間は39分30秒を経過していました。高校ラグビーのワンハーフは30分です。最後の攻防は10分を超える素晴らしいものでした。

2015年のラグビーワールドカップイングランド大会での日本vs南アフリカ戦を彷彿させる素晴らしい決勝戦となりました。深谷高校そして昌平高校両校ともお疲れ様でした。そして最高のゲームに立ち合わせて頂きありがとう。

勝利した深谷高校の花園ラグビー場での活躍を期待しています。

小林 哲也さんの投稿 2018年11月17日土曜日